このレビューはネタバレを含みます▼
みだ猫シリーズ第3弾は天野×ミケちゃんの同棲編で、全5話+描き下ろしで合計198ページ。同棲編なので最初からイチャラブ全開です。シリーズ1作目ではちょっと皮肉なヤツだった天野がますます良い男になっていて、ミケちゃんを大事にしているのが伝わってとても良かったです。ミケちゃんとの関係について堂々としていて、でも溺愛してくれていい感じに嫉妬もしてくれる。天野、良い男になったなぁとしみじみ。ミケちゃんの元カレ・佐久間兄ですが、潔いほどにクズでした笑。嫌なヤツでムカムカするんですが、天野がちゃんと対峙してくれて最後には天罰が下るので、スカッとした気分になりました。ミケちゃんも可愛らしくてとても良かったんですが、最後ミケちゃんが仲直りの場面で天野に心の内を打ち明けるシーン、天野が自分だけを見てくれるから好きだ!じゃなくて、そうでなくても天野が一番好きだ!くらい言って欲しかったかな。これだと、天野がミケちゃんのことを一番に好いてくれてるから自分も天野が一番だ、みたいな感じに聞こえるなぁと思ってしまいました。それでもラブラブなんで良いんですが、何となく気になってしまいました。