猫のように拾われて愛されることを知るお話





2021年2月20日
BL小説です。シリーズで「夜明けに優しいキスを」→「お菓子の家」の順番です。前作ではDV加害者だった加瀬が救われるお話。表紙が内容をよく表してます。職を失い、生きていく支えだけど暴力も奮っていた恋人を失い、生きる気力をなくした加瀬が、猫のように拾われて優しい手で愛されることを知るお話。凪良先生のお話は、途中どんなに辛くても、作中には唯一無二の出会いがあって、最後には救ってくれて、人間の根本的な愛への信頼があるから、読了後に不安な気持ちになるとか全くないですね。毎回読み終わって、あーっ、よかったねー。。。って、幸せな彼らのその後を思います。

いいねしたユーザ7人