このレビューはネタバレを含みます▼
単話版を持ってるのに書き下ろしが読みたくて買ってしまった。
ふわっとした優しい雰囲気で好きです。
複雑な家庭環境で孤独を抱えたタケル×移動図書館の司書の章。
過去の悲しい経験から他人と触れ合うことを恐れ、章にも当初冷たく接するタケル。
全てを分かった上でいつも柔らかい笑顔でタケルに接していた章。
人間関係がハッキリとは書かれていないのですが…
書き下ろしに「従兄弟だけど血は繋がってない」とあり、美々子さんの方の血縁なので美々子さんは夫と愛人との子を引き取った、と考えるのが自然なのかなーと。
遠い日の約束と絵本のエピソードが素敵です。
2人が出逢えて良かった。