このレビューはネタバレを含みます▼
作者さん買いです。フォローしてる方オススメ。作者さんの「ノットロンググッドバイ」が少々難解でも読めば読むほど隠された意味が出てくるイチオシものだったので、この作品も期待して読みました。この作品もすっごく好きです!歩道橋から23:45に毎晩飛び降りている幽霊の未森(未森といったらハルモニオデオンの遊佐未森世代ですが、作者さんはもっと若そう)と、そんな未森を見つけて放っておけなくて自宅に住まわせてしまった育のお話。
ネタバレなしで読んだら、どちらに転ぶか最後までドキドキしたので、ネタバレなし推奨です。続編にre: が描かれたことで、一筋縄では全くいかないその後が違って視点でとらえられてこれもまた切ない。ぜひ2冊続けて読むことオススメです。 挿絵やキャラデザインを多くされている方なので、絵が洗練されてて素晴らしく綺麗で、繊細なモノローグと一緒にずっと眺めていたくなります!
レビュータイトルは、ドーナツの穴はあるかどうかっていう作品内の命題です。トポロジーですね。