ブルーノート【おまけ漫画付きコミックシーモア限定版】
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ブルーノート【おまけ漫画付きコミックシーモア限定版】

束原さき

ピアノHに刮目せよ!

2021年2月25日
束原先生の御本は「powder snow melancholy」「REPLAY」の順に読んでこちらが3冊目。4冊目に「まことしやかに舞う花は」を読んで、そちらは既にレビューしました。
表題作のブルーノートに加え、短編が1話入っていました。テーマがスパダリだったらしく、両方とも甘やかしてくれる金持ち社長的な攻めが出てきます。いいなーいいなー。
ブルーノートは挫折したピアニストと彼を見出すスパダリ社長?のお話で、シンデレラストーリー的な。大きな心で包み込んで許してくれて、なんでも与えてくれるよ!羨ましいなあー。なんか、映画のプリティウーマンを思い出しました。ピアノの上でのHがあるからかなー。
受けは恋愛で挫折して人前でピアノが弾けなくなって音大も中退して身体を売ってたんですけど、スパダリ様が登場して、もう全てを与えられて...。無敵やん。しかも出会いじゃなくて再会だったという...。素敵やん。
最近悲恋モノを読んでたせいか、大した横槍が入るわけでもなく、正直ちょっとあっさり上手く行きすぎのような気もするんですけど、たまにはそんなハッピーなお話もいいんじゃないかな、と思いました。受けは充分すぎるほど自分を痛めつけてきましたしね。いやスパダリ様にここまでされると、攻めに辛口の私も文句のつけようがございません。細いペンタッチで描かれる美しい絵はもちろん健在、素晴らしいことになっていますので、ピアノHをぜひご覧ください〜。
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