色悪作家と校正者の純潔
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色悪作家と校正者の純潔

菅野彰/麻々原絵里依

夏目漱石

2021年2月25日
10代に出会い、好きになれず読み返すことのない人でしたが、少しは大人になった私なら…と20代で再び手に取り、やはり分かり合えず、こうなったら!と30代、40代と寄り添おうとし寄り添えず、懐も広くなったであろうと50の声を聞いたので読んでみたが、もういい!貴方とは一生分かり合えない!とぶちぎれたことを思い出させてくれた本です。
文豪と言われる所以が書いてあったので、もう一度読んでみようかと思わせてくれましたが、また分かり合えなかったら、家にある夏目漱石の本を捨ててしまいそうで、この本に出てくる「こゝろ」を手にして震えています。
こんな事を思わせる本なので、本好きな人にはぜひ読んで欲しいと思います。
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