このレビューはネタバレを含みます▼
BLではあるんですけど人間模様を描くタイプの話で、すごく好きな作品でした。駿人が一途で良い。最後やっと触れ合う時、駿人が未経験で安堵しました。本当に良かった。たった6巻ですけど、作中でかなり年月が進むのでずっと見守っていた恋が成就した気分に泣きたくなりました。
日高くんもかなり好きな存在なので、コウくん以外と…の部分は読むのツラかったんですけど、ハッキリ振られたら次に進むしかないもんね。この先はコウくんとずっと一緒にいて欲しいなぁ。
さいごに、国枝さん要らなかった…。地味でかわいくないけど優しい子で心落ち着く…みたいなポジションなんでしょうか?ここのストーリーはあってもいいんですが、付き合ってるって噂流したの本人でちゃっかり彼女ヅラしてる感じが好きになれなくて、普通に性格悪くない?って思ってしまい…。他の女子から嫌われてるっぽかったですけど、こりゃ嫌われそうだなって。性格好きになれないと顔もブサイクに見えてきて純粋にうざいと思ってしまいました。しかも国枝さんのこと好きだったみたいな描写ほんとにいらなくないですか。ユウジを心に決めたコトを再認識するためのパートでしょうか?それでも国枝さんが相手ってなると、駿人趣味悪いなって。そこだけ唯一不愉快でしたが、作中全体は好きです。