作者様買いです。





2021年3月4日
ちょっと捻りのある作風が印象のこん炉先生の家族モノ。予備校教師の冬二と祖父の遺産を相続することになる受験生の透。実は透の叔父であった冬二と同居するところからお話がはじまります。この透が本当に素直ないい子で、周囲に惑わされずに自分の感じた事を信じることが出来る子。透と接することで、過去の家族、親族との確執で周囲を信じられない頑なな冬二の心が少しづつ解けて行くのがわかります。冬二は最初が高圧的なので尚更その変わっていく過程が好きでした。そんな冬二に、想いの種類は分からないながらに気になっていく透の気持ちがわかります。ただ、色々勿体ないんです。話の流れや2人の恋愛が唐突なのも、大事な過去の確執の紐解きも、もう少し自然に運べたらもっと良かったのにー!とすごく残念!絵は元々好きなんですが、更に綺麗になってるし、エチはストーリー上少な目ですがエロくて良かった。好きな作家さんなので、次回作また楽しみにしています!

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