おやすみなさい、また明日
」のレビュー

おやすみなさい、また明日

凪良ゆう

またもや号泣案件

2021年3月6日
BL小説。作者さん買い。またも夜中に一気読みで泣きました。作者さんの作品には、一貫してどんな状況でも一途で変わらぬ愛があって、読むたびに登場人物の思いに心が飛び胸が痛くなります。
2014年発行ですが、この作品テーマはBLじゃなくても成立するから、いまの先生なら一般小説で書けそうですね。
同じテーマ、記憶を扱い映画化もされた別作者さんで一般小説の「明日の記憶」という小説を思い出してしまいました。(この小説大好きです) もちろんテーマだけが同じで設定は全く違うんですけど、「明日の記憶」を読んだことがなかったら感動がもっとあっただろうな、というのが実は正直な気持ちです。
ヤコ先生と編集者くんが出てきて、いい味をきかせてます(そうだそうだーもっと言っちゃえーって思った)。恋愛前夜のシーンとも少し重なってます。読むなら、
恋愛前夜→求愛前夜→おやすみ〜
の順番がおすすめです。とりあえずヤコ先生には先に幸せになってもらいましょう。
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