このレビューはネタバレを含みます▼
最近、こちらの作家さんにハマっているのですが、今回もやっぱり面白くて大満足でした！
健輔の父親が再婚する相手は、眉目秀麗で冷徹な上司(秋)の母親だった‥という流れからお話が始まります。会社では隙のない秋も家に帰ればだらしがない、そんな意外性を知った健輔はなぜか秋を憎めません。再婚した両親の手前もあって義兄弟という関係を良くしたいと思いながら、気づけば違う感情を持っていて‥と健輔目線でお話が進みますが、ストーリーに無理がなく途中ハラハラする場面も結果オーライになるので溜飲が下がる事間違いなし！そして、お互い小さい頃から片親でひとりっ子という事もあって、家族や大事な人を失う恐れにリアリティがあり、BLというより家族愛に重きを置いて描かれているように感じました。
残念ながらイラストはカバーのみですが、夢中で読んだのでイラストの有無すら気づかなかったwやっぱりこの作者様は今回も外さない、一気読み必須の面白さでした！
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