兄弟制度のあるヤンキー学園で、今日も契りを迫られてます【電子単行本】
赤いシラフ
このレビューはネタバレを含みます▼
表面だけしか見えなくてそれが楽しい人向き。 攻めの兄貴役の本堂は強くて優しくてカッコいい。受けの弟役の黒須はどんくさくてエロくて可愛い。この２人によるヤンキー学校での兄弟契り系いちゃラブとして主役２人の内容は悪くなかったです。只、本堂の元兄貴だった礼央が当て馬として、それだけじゃなく本堂の容姿(ピアス)の意味や当初は弟分を持ちたくなかった理由に礼央がトラウマとして絡んでる重要人物の設定なのに、礼央の扱いが本当に非道(酷)すぎる。結局、礼央も黒須もヤクザの息子なんだから、もう少し人情味があっても良かったのでは？って思ってしまいます。たかが、子供の喧嘩に親(親分)が出てきてソコまでする？ 攻め受けだけに目を向くと楽しい兄弟契りですが、話の流れを歪めた当て馬にも目を向けると礼央が全く救われなくてモヤってします。礼央はただ自分の気持ちに気付いていないだけだったのに。礼央も報われるような番外編などがあればとてもいい作品だったと思います。丸々表題作のみP200。内オマケ漫画3P電子版限定1P
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