狼領主のお嬢様
」のレビュー

狼領主のお嬢様

柑奈まち/守野伊音/SUZ

ちょっと毛色が違うタイプの転生もの

ネタバレ
2021年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「断罪されたと思ったら過去に戻っていたので2週目は同じ失敗はしません!」「やっていたゲームの登場人物に転生!?」というのがよくある転生ものですがそのどちらでもなく、1度目の人生で処刑されその記憶を持ちながら転生、そして1度目の人生で関わった人達と再度関わっていく、といった流れになります。
転生した主人公も2度目の人生を楽しむ!というものではなく1度目の人生での罪を償うために生きるという重い使命感を抱きながら生きていきます。
2巻まではほとんど幸せそうな場面はないのですが、3巻目ではその反動くらいの幸せな話が満載です。
目まぐるしく展開より最後しっかりハッピーエンドで終わる話が好きな方にオススメです。
これで終わりかと思いきや続刊が予定されているそうなので楽しみです。
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