私立帝城学園-四逸-
」のレビュー

私立帝城学園-四逸-

夏下冬

ハイスペックで壮大なオメガバース

ネタバレ
2021年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。舞台はスーパーαが君臨する名門校。学園を支配するハイスペックな四人集(四逸)に選ばれると、将来を約束されたようなもの。その座を目指し、裏で身体を張った工作を企む輩もいる寮内。そんな思惑が渦巻く学園に入ったΩの春太。別れた元恋人・那治(α)を支えるため…
春太が真っ直ぐで、優しくて、すごく可愛い人。一途なんだけど、那治への想いがわからなくなったり、四逸の一人・葵木への憧れがあったりと、モダモダしてるんです。那治の真意も、未練があるのでしょうが、まだわからない。設定が細やかで、登場人物の個人背景が色々あって、とても壮大なドラマです。なので、まだ先が見えないというか、読めないというか、展開がわからないものほど、ドキドキワクワクするものはありませんね。期待が膨らみます。今のところ、オメガバース色は、まだそれほど強くありません。一体どうなるんでしょう…。春太の同室の辻が、四逸狙いでチャラそうですが、四逸・椿とドラマが繰り広げられ面白いです。もうひとつの番外編、『奥様はα』の二人に可愛い子供が出来て、こちらも楽しめます。
早く3巻まとめて欲しいです❗️
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