憂鬱な朝
」のレビュー

憂鬱な朝

日高ショーコ

ジャンルにこだわらず読んでみると良いです

2021年3月28日
「日に流れて橋に行く」がとてもとても素敵で、どうしても日高ショーコさんの他の作品が読みたくなり、普段は読まないジャンルに手を出してみました。交差する様々な思惑や家同士の駆け引きにゾワゾワします。登場人物全て、老若男女問わず凛としていて美しい。暁人推しとしては、暁人が当主としての才能を発揮し、強かになっていく一方で、迷いがなくなったことで本来の天真爛漫な部分が出てくる様子にギュンッと心を掴まれました。無駄なエロいシーンはありません。全てストーリーに必要な場面です。
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