囀る鳥は羽ばたかない
」のレビュー

囀る鳥は羽ばたかない

ヨネダコウ

もどかしさが胸に突き刺さる…切ない激愛

ネタバレ
2021年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 6巻まで紙愛読していたのですが、最新刊は電子で購入。過去のトラウマや人間関係に縛られて&お互いに相手を大事にし過ぎて(両思いなのに)なかなかスッキリと結ばれてくれない矢代と百目鬼。→もどかしい〜!紆余曲折ありすぎていろんな意味で焦らしプレイがクセになるお話です。今回もまた超イイ所で終わってくれましたね(笑)7巻はストーリー中心でほとんどエロい展開がなかったので少し消化不良でしたが、あの風呂場での不穏な(色っぽい)流れで久しぶりにドキドキ!せっかく雄味の増した百目鬼が裸でスキだらけの矢代に迫ってるのに‼
ここで終わるの?マジかーと思ってしまいました。
初期の二人→事務所で警官コスプレ〜矢代のマンションでイチャイチャしたり〜お風呂でエッチなご奉仕などなど常にスキンシップが絶えなかったあの頃が懐かしい。8巻では久々に熱く触れ合うシーンがありますように。
四年経ってそれぞれ道は別れてもやはり心の奥底には互いへの想いがあり、それは「変わらない」し今も燃え続けてるんだと思います。百目鬼は辛い経験をしたぶん落ち着きと渋みが備わり、矢代は飄々とした風情は同じだけど昔のような尖った危うさがなくなったような…でも色気ムンムンで相変わらず魅力的。この状況で繋がる二人の絆が楽しみです😺
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