神の飼育 ―真白き神の恋―【イラスト入り】
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神の飼育 ―真白き神の恋―【イラスト入り】

沙野風結子/座裏屋蘭丸

沙野先生&座裏屋先生って‥買いでしょ!

ネタバレ
2021年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ と勢いに任せて試し読みもせず購入。買ってから苦手な触手ものと知り軽く後悔しましたが、予想に反してキモくない。むしろ2人の情事を艶っぽく見せる演出効果もあるので、苦手な方も安心してお読みいただけると思います。
神と崇め奉られた天人(桐羽)と輝土国の軍人(敷島)が、最初こそお互いを警戒し嫌悪感を持っているのですが、中盤でそれが興味や好意の裏返しと分かると関係性が一気に様変わりします。ただ蜜月は長くは続かず、深く想い合う2人だからこその結末に納得しつつも釈然としない気持ちもあって。
けど、エピローグに救われました。高角のこと、それに敷島が初めて桐羽に見せる弱音にやられました。そして、2人に相応しいラストに余韻が残ります。しかも座裏屋先生のイラストが美しい。やっぱ買って正解でした!
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