このレビューはネタバレを含みます▼
大好きなみつみ先生の作品ですが、今回はルル(受)が可哀想過ぎると言うか、攻めからの言葉とか仕打ちが酷すぎて、ちょっとだけしゅんとしてしまいました。
先生らしいって言えばらしいんですけど、今までは結構周りに障害があって引き離される感じが多かったので、攻めの王になりたいから感の言葉とかちょっとイラッとするし、騙されてるとはいえ俺の子発言してるってことはあの女性ともちゃんと関係したということなんだしなぁ、と思ってしまい。1巻の最後には助けた?奪還したルルと再会して、微妙な雰囲気でしたが、これでやっぱり俺が間違えてた!すまん!くらいの謝りじゃ許されねぇからな?と思っています。
なんやかんやで、騙されてることを知ったとしても結構酷い仕打ちも言葉も沢山掛けてるかなぁ…ほんと、先生も言ってたけどどう挽回するか、今は続編でそれだけが気になって居ます。雰囲気的には、たしかに輪廻の花っぽいですが、どちらかと言うと塔の上の約束の方かなー?とも思いつつ。
ほんと、BがLする作品で女の人を出すとここまで攻めにしょんぼりとなるんだな、と実感しました…。
でも!作品自体は本当に綺麗です。説明だけで色が広がるような文章の作り方をされているので、どんどん読めます!
しっかし、2巻まで見ても攻めに対して微妙な感覚しか持たない…どうしよう…3巻がもう発売だから読み返していたのに、負の感情しかない…
元奥さんに対してしたこともそうなんだけど、あんだけ庇っておいていざ自分の子供じゃないからお前は要らね!ってするのって……どういうこと?ってなるんだよな…ってか、周りから見て元奥さんは癒しの民だったけど運命じゃなかったから別の癒しの民と結婚するね!で、それって王様として威厳とかどうなん?って思うなぁ。この優柔不断な攻めは好きでは無い…