とある書店員の恋物語
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とある書店員の恋物語

たき猫背

読み終わる頃には萌え狂っていた

ネタバレ
2021年4月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 書店で働く男たちの物語です。同じ世界観で3CPの物語。1CPに密着ではありませんが、無駄なやり取りなく集中して読めるので、1CPのページは短くも浅くありません。書店の雰囲気が全CPをくるんでまとめてくれているので、ひとつの物語として厚みがあります。別のCPに移ってもこのキャラクターって第三者目線でこうなのね、と理解が深まり、一粒で二度三度美味しい。
さて、冷静な感想はおしまいです。萌え狂っているんですよ、私は。
某年末の笑ったら尻を叩かれる番組の腐女子版があったとしましょう。古今東西あらゆるBL漫画のコマが流れて、ニヤニヤしたら負けです。私はこの漫画が流れたらコンマ0秒で100叩きは逃れられないだろうなあと妄想しました。お仕置きの間もその後もニヤニヤが止まらず、尻が3つに別れそうです。ニヤニヤしたまま3つに別れた尻を抱えて、明日からどうしたらいいんでしょうね。それでも幸せです。本望です。
新聞は100回畳むと宇宙に届くらしいですが、私のこの行き場のない萌えも尻が100に別れる頃に宇宙に届くのでしょうか。どうか、そのときは続きを、続きを読めたら嬉しいです。別れた尻たちも報われます。その時を願ってまた読み返そうと思います。星に願いを(5つ星)。
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