累る-kasaneru-
」のレビュー

累る-kasaneru-

凪良ゆう/笠井あゆみ

後を引く

2021年4月13日
読後ずっしりきました。2人の過去が悲惨なのですが、特にしろうの心理描写が痛々しく、罪を犯し心が壊れていく様がリアルに表現されており心がえぐられました。不幸に気づかず生きていたオワタリさまに不幸を伝えてしまった川藤の存在が、色々と考えさせられます。初読み作者さんでしたが、文章も読みやすく非常に面白かったです。
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