最高の恋愛物語。

ずっと以前にワンダー ボーダーは購読済みだったのですが、この作品がスピンオフだと知って、また、ワンだーボーダーを読み返して、そして、この作品を読みました。もう 泣けます。さすが 上田先生は優しいです。今回は ワンダーボーダーではるくんに振られてしまった夏郎さんがメインなんですが、その相手が 梅雨彦っていう名前で、もう 夏と梅雨ってどんだけジメジメしてるんじゃって思ったほど、彼らの恋はジメジメしていて、晴れ間がでるのはずいぶん時間のかかる恋が描かれてありました。ワンダーボーダーでも じっくり腰を落とし構えていた優しさと温かさの溢れる夏郎さんですが、この作品中も 始終 優しさと温かさが溢れ出していて、たまに、優しすぎて、自分の気持ちを思いっきり 相手にぶつけなきゃと思ったりもしたのですが、彼は彼なりに 頭脳プレーで 梅雨彦の心の扉を開いたと思います。夏郎さんと梅雨彦が相思相愛になってからのラブイチャは ホッとした気持ちになれました。そして、夏s労さんの元かれ、はるくんとはるくんの今かれがちょっとだけ登場するシーンがあるのだけれど、そこも めっちゃ よかったです。あとね、冬子さん、どこかの少女漫画で、スピンオフで 幸せにしてあげたいと思ってしまいました、笑。