このレビューはネタバレを含みます▼
少し前のクーポンにて、作者様買い。
表題作+短編1話、全164P。
山奥で倒れていた角の生えた少年を連れ帰り、ツノと名付け面倒を見るメカ屋とツノのお話。
メカ屋を「ととさま」と呼び懐くツノがとにかく可愛くて可愛くてたまりません。
ツノが思春期を迎えととさまへの恋心に気付き、親子のように過ごしてきたふたりの関係に少しずつ変化が生まれ…。
好き好きオーラ全開のツノと自分の気持ちの変化に戸惑うメカ屋が少しずつ心を通わせていくやり取りにキュンとします。
後半ツノの父親が登場しドタバタしつつ、ホロリくる場面もあり、色んな要素が織り混ぜられた世界観がとっても楽しいです。
メカ屋の愛情感じる優しい方言とツノの「ととさま」呼びがめちゃくちゃツボでした。
やっぱり池先生の作品はどれも良いです。大好き!