このレビューはネタバレを含みます▼
3巻まで読みました。
不可思議な石を持つと何らかの作用で、人間が感情のままに人を殺していきます。恐怖感がなくなるらしいのですが、恐怖感が無くなったら私は人を殺すだろうか、と考えて、殺さないだろうなと思いました。
近未来の日本で、核処理施設と人間を洗脳する石を使った正体不明のテロリストを、脳の障害により恐怖感がなくなった公安の主人公が「恐怖を感じたいから」という理由で追っていきます。もう1人の主人公のテロ主犯と思われる者の息子がいるのですが、公安のインパクトが強いし息子のメンタルが卑しいので息子の描写少なめで進めて欲しいなと思いました。でも重要な役回りなので多分終盤は息子が鍵になるんだと思います。
テロ主犯者は顔が認識できないという設定があるのですがそこで描かれる歪んだ顔は本当に怖い。絵も雰囲気あるし物語もこれからどうなるんだろうと続きが読みたくなります。多分最終巻まで買うと思います。
とにかく容赦なく人が殺されていきますので要注意ですが、そういうのが平気な人にはお薦めです。