ウィンター・キル
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ウィンター・キル

ジョシュ・ラニヨン/冬斗亜紀/草間さかえ

ぴえん...

ネタバレ
2021年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自らが指揮した作戦の失敗により、死体の確認作業をさせられているFBI特別捜査官のアダムがやってきたのはオレゴン州の人口1500人の町、ニアバイ。保安官助手のロブと一夜限りの関係を持ち、帰っていき、町で起こった殺人事件を調べるために再びやってきます。この本を読む前に「死のアート」シリーズを3巻まで読んでいましたが、事件の結末にホエ~となりました。読まなくても大丈夫ですが、両方読むとなんとも言えない感慨があります。事件ものとして読みごたえがありましたが、恋の部分もよかったです。理性的で野心家のアダムとアダムの前では気持ちが舞い上がっておどけてしまうロブ。リバありですが、アダム攻めのみでロブ攻めは描かれてませんでした。残念。ラストはすごくロマンチック。風の便りにでもその後の2人の消息を知りたいです。英語版は2015年の出版らしいですね。この後のお話、短編でもいいから出てないかなー?他シリーズでちょこっと触れられるのでもいいからー。ぴえん...は、もっとこの2人のお話が読みたいという思いからです。アダムもロブも好き。特にロブのアダムへの気持ちが溢れていて、なのにしつこいと思われたくなくて我慢してるところがかわいかったです。
2021年2月 挿絵あり。
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