一緒に生きるということ





2021年4月30日
もう何度となく読み返してる。内容、絵ともに秀逸。キャンパスライフ特有のワイワイふわふわした空気感もリアルで良かった。水族館のシーン、切なくて大好き。
直人と太一はゲイのカップルというより、お互いに唯一無二の存在がたまたま同性だったというふたり。前半、自分たちは家族になれない、という想いが本人たちが自覚している以上に重くのしかかっていたように思えたけれど、でも、子育てだって結局のところ係る時間ほんの10数年で子どもはあっという間に大人になっていくわけで、長い人生考えたらパートナーとふたりで過ごす時間のほうがきっとずっと長い。「恋人であり親友である」くらいの関係性の相手じゃないと一緒に生きていくのは難しい、というのが持論なので、その点、直人と太一は時にぶつかり合いながらも良い関係性を築けていっていると思った。
当て馬というには見た目と違いその引き際も含め爽やか過ぎるくらいに爽やかだった仁科くん。彼にも幸せになってほしい。いつかスピンオフで読めたらいいな。
直人と太一はゲイのカップルというより、お互いに唯一無二の存在がたまたま同性だったというふたり。前半、自分たちは家族になれない、という想いが本人たちが自覚している以上に重くのしかかっていたように思えたけれど、でも、子育てだって結局のところ係る時間ほんの10数年で子どもはあっという間に大人になっていくわけで、長い人生考えたらパートナーとふたりで過ごす時間のほうがきっとずっと長い。「恋人であり親友である」くらいの関係性の相手じゃないと一緒に生きていくのは難しい、というのが持論なので、その点、直人と太一は時にぶつかり合いながらも良い関係性を築けていっていると思った。
当て馬というには見た目と違いその引き際も含め爽やか過ぎるくらいに爽やかだった仁科くん。彼にも幸せになってほしい。いつかスピンオフで読めたらいいな。

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ふき さん
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