東京心中
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東京心中

トウテムポール

小悪魔から、なんとも深い家族愛(号泣)

ネタバレ
2021年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ ▽2巻読み終わり→タイトルイラストの右側が宮坂(攻め)×左側の黒髪(受け)矢野。テレビ局のお仕事で上司(矢野)と部下(宮坂)の関係。受けの矢野が、めっちゃ男らしいのにツンツンデレで小悪魔なんですよ。攻め同様その小悪魔ぶりにやられてしまいました。これは当分はまっちゃうかも。本数が多いと敬遠してましたが、値下げ&クーポン券ありがとうございます!
▽6巻(聖誕祭5)まで→ここまで読んでもダレなくむしろはまっていきます。恋愛物でなくベースにあるのが『仕事』で、人間関係や仕事の内容的にもリアリティーがあり専門的な説明も上手いのでとても面白いです。この時点で最期まで読む事確定です。
▽最期まで読んで→グッときました。仕事に対する矢野の考え方に尊敬し惚れぬいて、宮坂はそれを通して仕事の信念と楽しさを知り、そして仕事で足元から崩れた信念の価値観…。人間生きていく上で、こう言った体験をした人は結構いると思います(私もその一人)
闇落ちしてとんでしまい、バスで見知らぬ土地に行った時は…(涙)。最後はパートナーとしての深い家族愛へと寄り添っていく二人に胸がいっぱいでした。これで終わりとしないで続きが見たいです。作者様だったら『籍は?子供は?生活は?仲間以外の世間は?』この辺を突っ込んで描いてもリアリティーある作品に仕上げてくれるのではないかと思ってます!是非ご健闘を!※5月12日再編集→7周目見終わりました。全く飽きない所か読めば読むほど面白いです。今まで読んだ中で間違いなくNo.1です。
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