拝啓、百年先の世界のあなたへ
」のレビュー

拝啓、百年先の世界のあなたへ

中原一也/笠井あゆみ

美しく切ない純愛BL。

ネタバレ
2021年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 感涙と共に本を閉じました。
表紙のタイトルをぼーっと見つめ、切なく甘く切なく切なく胸が締め付けられました。
ふたりが共に生きた時間は確かに幸せであったはずなのに、読み終えた直後は切なさばかりが心を占めてしまって…。
このタイトルには物語の全てが、深い愛が詰まっていました。
ふたりが過ごした十数年の物語を覗いてみたかったなとは思うけれど、だからこそエピローグでの感動が深かったとも言えますね。

ただただ素敵な素敵なお話でした。
心の本棚にまたひとつ永久保存です。
言葉にしたい事は沢山あるのに…心にぽっかりと穴が開いてしまって今はちょっと無理かも。

是非読んで下さい。
紙媒体で購入しましたが、電子限定のSSが気になります。
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