安全でない僕たちは【電子限定描き下ろし付き】
」のレビュー

安全でない僕たちは【電子限定描き下ろし付き】

奏島ゆこ

初めてオメガ読んだ

ネタバレ
2021年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めてオメガバース読みました。完全に表示と絵の好みで買ったので読むまで設定には気付かなかった(笑)こういう設定だと男の子同士と言う恥じらいだとかドキドキ感がないから避けていたジャンルでしたがそれならではの良さがわかる1冊でした。全体を通してその個性(オメガとしての運命?)に振り回される基己君と豪君がよく描かれていましたが、幼なじみの事をずぅっと想って守って来たのに結果自分自身の性から守りきれなかった豪君とその後の後悔との我慢比べみたいな展開が苦しそうで可哀想でした😩
本能でそうなってしまう展開の恐ろしさと面白さを知りました😺
冒頭完全に豪君→基己君だったので、αを嫌ってる基己君にαである豪君は見込みもないって思っていて、でもわずかでも基己君の興味が自分以外の人間へ向こうとした時の焦りや親の事情も絡んでたりして。告白する勇気も自信もなかっただろうなぁと思えばこの子供じみた行動も納得は行きました。一緒になった後はお互い我慢を止めて好き好きラブラブだったので、この後の物語を希望するならやっぱり豪君がその選択をした結果、基己君がΩとしての運命に翻弄され(第三者絡み)の展開を見てみたいです!1人でYOASOBIの優しい彗星聴きながら読むとふぁああーってなりました(語彙力)
この作者さんで他の作品を探しましたがなかった?ので、注目していきたいなぁ…。黒髪君受をたくさん出してください🖤
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!