くじらの御仕立さん
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くじらの御仕立さん

すでに何かありますね、確かに

ネタバレ
2021年5月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローしている方のレビューで知ったこの作品、御仕立さんのワードに惹かれて購入。どうも私は仕立て屋さんが出てくるBLは好きみたいです。今までに読んだスカーレット・ベリ子先生の「女王と仕立て屋」も、大島かもめ先生の「仕立て屋と坊っちゃん」も、三月えみ先生の「結んで、ほどいて、キスをして」もどれも面白く感じました。職人気質ってのに惹かれるのかなぁ。これまで読んでた仕立て屋さんはスーツを作っていたけど、この作品は洋装の仕立て屋と和装の仕立て屋ということで二人も仕立て屋さんが登場します。読み始めてすぐに感じる、二人の間にはすでに何か起こっている体でお話が進んでいきます。それが拗れているんですよねー。二人はどうなるのーと思っていたけど、鈴が庭に現れた所からおおっとワクワクしだしました。この仕立て屋さんのお話も好きになりましたー。
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