8巻は充実巻!





2021年5月9日
8巻、霧島の人格形成経緯の一端を垣間見れる充実巻。個人的にはこの巻だけでもかなり満足。←7巻、今回は吉乃と霧島の詰めが甘い編。吉乃は去ることながら、霧島の危機管理能力の低下に驚きを隠せない!←6巻、吉乃の対霧島と対翔真で異なる心理戦、霧島に対しては駄目押しの事後説明。吉乃の理に叶った人心掌握術が非常に面白かった。←今回も東映の極道映画の如く半端ない疾走感と臨場感が堪らなく面白かった!6巻に続く伏線も!また1年後が楽しみです!←約1年に1巻、忘れたころに新刊がでます。私のように未完が苦手な方には酷な作品ですが、購入を躊躇させない面白さ!関東ヤクザ組長大甥/霧島と関西ヤクザ組長の孫娘/吉乃、霧島の無秩序の中の秩序と吉乃の秩序の中の無秩序、二人の凹凸が絶妙な嵌まり具合で話が進みます。霧島は性格が破綻しているように見えますが、見え隠れする規則的な統制の片鱗と、一見人格者にも見える吉乃の突発的な狂気が、続巻への期待を煽ります!

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