このレビューはネタバレを含みます▼
大好きな作者さんで、電子単行本はすべて読ませてもらっているのですが、胸がヒリヒリしてレビュー書けずにそのまま…というのが結構ありました。(続編の「JOY Second」は、本作より甘め要素が多かったからか、レビュー書いてた)
フォローさんのレビューを読ませてもらって、再読して、やっぱりヒリヒリ。豪くんが小学生の頃に感じた「誰も僕のこと好きじゃないんだな」って気持ちは、自分も陥ったことがある感覚で、嫌でも豪くんに気持ちがシンクロしてしまいます。その気持ちを、誤魔化さずに阿久根くんに話せたというだけで、どれだけ豪くんが阿久根くんを信頼しているか伝わってくるし、豪くんが眠るまで撫でてあげてた阿久根くんにも泣けてきます。いや、もう、そのあともずっと泣きそうな気持ちのまま…。悲しいってだけじゃなくて…。
今作は、響とか智文とか、外野がめちゃくちゃ理不尽なんですが、secondでちゃんと消化されますので…「都合いいなオマエ」って言いたくはなるんですけど。
胸が軋むし、気持ちを伝え合うまでが長くてヤキモキするんですが、阿久根くんのキスがかっこよすぎるし、豪くんのグミがかわいすぎるので、幸せなラストです!
グミと言えば、分冊の番外編は購入していないので確かではないですが、もしかしたらsecondに入っている番外編と同じかもしれません~。