ハレとモノノケ
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ハレとモノノケ

何気に深い!昔の知恵ある生活や言葉。

2021年5月11日
全2巻?
203,185ページ、すべて表題作(各巻とも:カバー下?2p+電子特典1p付)。

これは!
好みがあるかもだけど、好きな人には高評価なのでは!?

田舎の山を舞台に、昔の人々の知恵や、祭り、季節、植物、etc、、、
おばあちゃんの知恵袋か!?と思うくらい、いろんな言葉が登場する。
そのへんはいい加減ではないだろう、ということは、2巻の巻末の参考引用文献に列挙された本や著者でわかる。
(そういう昔の言葉は興味なければ、全てスルーして読んでも全くさしさわりなない)

あとは主人公二人の会話が独特。
食い気味かよ!
と、思うような掛け合いだけど、これもまた、このお話の世界観に入り込むと軽快なリズムで楽しく感じてくる。

背景は、2人とも、少し不思議な生き方(?)
読みながら、人生や生死なども感じさせられます。

めんどくさいのが苦手な方には、あんまはまらないかも。
そういう、田舎や、背景のしっかりした作品とか、人生観とか、、、
そういうのが好きな人には、ぜひともオススメ!!!

というか?
これは、これで完結なのか??

いやーー、もったいない。。
上下巻だし、区切りの良いエンドではあるけど、、
いやいや、もっと読みたいですよ!!

もしも、後日談的に続刊あったら、ぜひとも欲しい!
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