このレビューはネタバレを含みます▼
大正時代の華族のおどろおどろなお話でした。「櫻狩り」風味ですが、こちらは読後感よいです。兄がモブにけしかけたり、ショタ受けだったりで背徳感がありました。姉が可哀相でしたね...。鉄格子越しで3人が絡むシーンが耽美でした。ラストのナレーションはアッサリでしたが、嵐を踏み越えてこれはもうきっと必ずのラブラブを脳内補完です。作者様の本がこれしかなくてさみしいです。ずいぶん時が経ちましたがまた描いていただきたい。アンコールの思いを込めて星5で。
2012年6月 総225ページ。修正はアウトライン、白抜き。