かごめのきみ
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かごめのきみ

森雅子

籠の中の鳥

ネタバレ
2021年5月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大正時代の華族のおどろおどろなお話でした。「櫻狩り」風味ですが、こちらは読後感よいです。兄がモブにけしかけたり、ショタ受けだったりで背徳感がありました。姉が可哀相でしたね...。鉄格子越しで3人が絡むシーンが耽美でした。ラストのナレーションはアッサリでしたが、嵐を踏み越えてこれはもうきっと必ずのラブラブを脳内補完です。作者様の本がこれしかなくてさみしいです。ずいぶん時が経ちましたがまた描いていただきたい。アンコールの思いを込めて星5で。
2012年6月 総225ページ。修正はアウトライン、白抜き。
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