溺愛な嫁のバイトです【単行本版】
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溺愛な嫁のバイトです【単行本版】

鳥田ちず

初コミックスとは思えないクオリティ!

ネタバレ
2021年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前無料で1話目を読んでからずっと気になっていて、一冊にまとまったら購入しようと思っていました。なんと作者さんの初コミックスとのことですが、初とは思えないクオリティだったと思います。攻め・受け共にキャラがとても好みで買って良かったです。
本作品は表題作のみ全5話+描き下ろしで合計205ページ。家事が得意な育が、兄の友人・京平の家で家事代行のバイトをすることになって…というお話です。攻めの京平は仕事のできるイケメン。今までは色々とっかえひっかえしていたようですが、育に対しては一途さが見えたので、京平の過去はそんなに気にならなかったです。育は京平に対して警戒しているんですが、色々無自覚なところが可愛かった。京平を呼ぶのに袖を引っ張ったり、それ女子が計算でするやつ!でもそれを自然にするから京平も育に落ちてしまったんでしょうね。育は嫁ポジですが、きちんと男の子らしさも残っていて、二人のやり取りがテンポ良くて良かったです。付き合うまでの時間は短めですが、ずっと関係が続きそうな二人でした。ちなみに、最初が若干無理やりめ(と言っても手でするだけですが)なのと、その後も京平が手が早めなのでその辺りが気になる人もいるかも。でもその後はきちんと甘い二人になるのでご安心を!
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