このレビューはネタバレを含みます▼
切ないけど、暖かな作品です。βである兄の恋人はΩの幸人。小さな頃から大好きな幸人と兄の幸せを願っていたものの、兄は病により亡くなってしまう。番になれない相手との恋、そしてその相手が亡くなるって、ほんとに辛いだろうな……。兄の想い、兄のやりたかったこと、そして昔から感じてた幸人への想い。いろんなものを抱えて幸人の元へやってきた一樹。その優しさが少しずつ幸人へ伝わってほんとに良かった。ハッキリとした結末がないのも良い!急がずゆっくり、ふたりの想いを育んでほしいなって思える作品でした!