スイート ビター キャンディ
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スイート ビター キャンディ

麻生ミツ晃

デビューコミックス

2021年5月19日
よくストーリーテラーと紹介のある作家さま。どのお話も納得の面白さですが好きか嫌いかでいえば1つのお話以外ちょっと苦手(^^;。でもどのお話も高評価納得ですよ!苦手な理由は舞台設定が暗めなのが繊細な絵と相まって読む前から苦しい気持ちになってしまうから。作者さまのデビューコミックスは特殊な舞台設定ではなくて、現実的なお話でした。中編2つ、短編2つ。いずれもちょっと影を感じるようなそれでいて王道のようなお話で読みやすかったです。表題作が好きでした!こういうざ!思春期!みたいなお話と作者さん相性良い気がするんですよね…。剥き出しで無邪気な残酷さというか。二人はこの後が大変そうです。「好き」だけでどこまでいけるんだろうか、と心配ですがどこまでもいってほしいなぁと思いました。他の方もおっしゃってましたが、デビューコミックスと言われなければ分からないほど見劣りしないのに、作者さんご自身は納得いってないようでそういうお人柄は何となくお話からも分かる気がします。とても繊細だ。
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