それから、君を考える
」のレビュー

それから、君を考える

小松

DK短編集傑作、表紙でビビッときたらぜひ。

ネタバレ
2021年5月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずうっとお気に入りセール待ちだったこの作品。「うつくしいたましい」の単行本もずううううっと待ってますが単話でも新作が1年ほど出ていないようで、単話を途中まででも読んでしまうか悩み中。フォローしてる方のオススメレビュー上がったので短編集のこちらから読みます。
高校生を描くのがお好きな作者さん、収録4話全て高校生の切ない系話。特に私も表紙CP表題作がもう。。。ほんとうのラストで泣けました。短編の最後と単行本描きおろしラスト2ページが繋がってるんですよね。ふたりで遊んだ海を眺めて、あの時間はほんとうにあったはずなのに、今は記憶のなかだけで、「それから、君を考える」。青春の痛みをリリカルに描いた傑作です。表紙でビビッときたらぜひぜひ読んで。
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