このレビューはネタバレを含みます▼
1巻は☆5、2巻は☆4ですが、スピンオフ的な「オレがBL漫画のヒロインなんてありえねぇ!」も面白かったし、トータルで☆5です。(初っ端に☆の話を持ってくる私笑)
いくつか低評価レビューにもあったように、ちっちゃい文字でセリフ(呟き)が多いのですが、TOS先生の陰キャ・コミュ障っぷりが表れてて、私的にはむしろアリでした。口の悪さもあんまり好みではないですが、キャラ的にアリ。
2人の関係性が自然と逆転してるのも良かった~。最初は、TOS先生が無遠慮にグイグイいっていたのに(でも引くところはあっさり引く)、気付いたら、雷蔵先生の方がウワテになっちゃって、TOS先生のオドオドっぷり、慌てっぷりが可愛い。でも、何があっても、雷蔵先生に対する「好き」の気持ちはブレなくて、そのことが伝わってくる言動に、「おおっ!」となります。
後は、(BL)漫画家さんの心の内がよく分かります。レビューのくだりとか、いたたまれないというか苦笑、内容以外で☆1って…辛い涙。そういうの含め、(BL)漫画家さんの裏事情に「そうなんだ~…」「なるほど~…」と頷きながら読みました。作者さんの経験談が多いのかなぁ。
2巻は、”パーティ”と言えど、ちょっとゴチャゴチャしすぎたかなと。あと、エピソードとか事件の理由や動機が後付け感あると、ちょっと残念だなーと思ってしまいます。2巻の方が良かったという方もいらっしゃるし、好みの問題かなとも思います。
とにかく思っていたより面白かったです!(6/6まで1・2巻ともセール)そして、「オレがBL漫画の~」はさらに好き!