このレビューはネタバレを含みます▼
作者さんの『チキンハートセレナーデ』が好きで、他作品も読んでみたくなりこちらを。
5/30までセールになっていました。
表題作+短編、全179P。
憧れのできる上司・丸山課長×真面目で優しいリーマン・柴村。
過去のトラウマから相手を試すような行動を取らずにいられない丸山と悩みながらそれを受け止める柴村。
タイトルの通り、陰と日向のような正反対なふたりのお話。
勇気を出して陰から一歩踏みせば、日向に注ぐ暖かい日差しが凍った心も優しく溶かしてくれる…。
相手を信じることで見える景色も変わる…そんな風に思えるお話でした。
もう一つの短編は陽気じゃないイタリア人・ロベルト×日本人留学生・ユースケのお話。
こちらはエロなし、心通わせるまでが描かれています。
どちらもお話としては綺麗にまとまっているかと思いますが、欲しがりな私はこの先をもっと読みたいと思ってしまい、少し不完全燃焼な感じになりました。
先生の他作品を読んで不完全燃焼を解消しようかな…笑