このレビューはネタバレを含みます▼
子どもの頃、私が初めて『ベルばら』の作品に触れたのはこの巻が最初で、夢中になるきっかけになりました。
皆さんのレビューでは、カロリーヌが殺されたのに事件の後に馬車で穏やかに帰っていく…ことに違和感があるとのご意見ですが、私はそう思わなかったです。
あのシーンはロザリーがル・ルーを愛おしそうに回想しており、すでに色々後処理が終わって事件から数日経過しているという印象です。田舎にあるオスカルのお姉さんの嫁ぎ先を発って、パリのジャルジェ家に帰っている途中だと思います。