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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • あこがれ二重唱

    佐藤まり子/佐和みずえ

    ポプリのお話
    2024年9月22日
    佐藤まり子先生の描く女の子がかわいくて大好きでした。小学生だった昭和時代、初めて聞くポプリに心を躍らせ、薔薇の花を数本だけ買って真似して作りました。
    漫画に登場するかわいいガラス瓶なんてどこにも売ってないし、香料なんてどうやって手に入れるかもわからず。幼いながら考えた末に、良い香りがするヘアリンスを花弁に塗って乾かしましたが、結局カビが生えて大失敗…。
    漫画が掲載されていた『なかよし』の全員プレゼントにポプリが登場し、ドキドキしながら応募したのも懐かしい思い出です。
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  • 真理子

    池田理代子

    昔はよく被爆2世を題材にした漫画があった
    2022年3月29日
    原爆はたくさんの人の人生を狂わせる。戦後、平和を取り戻した1960~70年くらいのストーリー。昔は被爆二世を題材にした漫画があったものですが、さすがに最近は見られませんね。
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  • ベルサイユのばら外伝~黒衣の伯爵夫人

    池田理代子

    恐ろしい美貌の伯爵夫人の話
    ネタバレ
    2021年6月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 子どもの頃、私が初めて『ベルばら』の作品に触れたのはこの巻が最初で、夢中になるきっかけになりました。
    皆さんのレビューでは、カロリーヌが殺されたのに事件の後に馬車で穏やかに帰っていく…ことに違和感があるとのご意見ですが、私はそう思わなかったです。
    あのシーンはロザリーがル・ルーを愛おしそうに回想しており、すでに色々後処理が終わって事件から数日経過しているという印象です。田舎にあるオスカルのお姉さんの嫁ぎ先を発って、パリのジャルジェ家に帰っている途中だと思います。
  • こっちむいてラブ!

    あさぎり夕

    35年以上経って結末を知る。
    2021年5月11日
    芸能界に入り、タイプの違う複数の男性に好かれる…、少女の夢ですよね~。
    小学生のとき『なかよし』を購読してました。中学生や高校生のお姉さん主人公たちの生活を垣間見えるのが楽しかったのに、途中から小学生向けに絞った作品が多くなり、つまらなくなって購読を止めてしまいました。丁度この作品の連載中です。結末を知れてスッキリしました。
    故あさぎり先生は美術の先生の資格を持っていらしたとか。絵も美しいです。
  • おとめ気分

    三浦浩子

    自分のことを自分の名前で呼ぶコ
    2021年1月4日
    80年代はこんなストーリー流行りましたよね、主人公が男の子のように活発で人気者、或いはアメリカへ行って活躍するっていう…。
    小学生くらいまでは許せるけど、自分のことを自分の名前で呼ぶ女の子は苦手でした。

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  • ペアのマフラーあんでいい?(愛の賛歌をあなたにより/単話)

    志摩ようこ

    後味スッキリ、爽やかな学園もの。
    2021年1月4日
    現実はなかなかそうはいかないけど、イケメン男子を紹介されるという読者の少女たちにひと時の夢を見させてくれるストーリー。心を揺さぶられるような感動はないけど、平和でドロドロしてない昭和を象徴する作品。
    志摩先生の作品は手芸が登場することが多く、ときどき手芸ハウツーが載っていて少女心にクリエイティブ意識を刺激させられました。当時は良い教育マンガが揃ってましたね。
    『なかよしデラックス』の常連さんで、ご姉妹の曽祢まさこ先生とご活躍されてましたが、大人っぽい内容のなかデラのほうが本家『なかよし』より好きでした。
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  • 闇に消えたクリスマス

    曽祢まさこ

    アメリカのサスペンスドラマのよう
    2020年8月22日
    アメリカの資産家一族のクリスマスに起こった事件を描いていて、まるでアメリカのサスペンスドラマを観ているよう。最近は意地悪なママ友やダメ亭主の日常を題材にした知的財産ゼロな漫画が多く目につくけど、こういう外国の文化を描ける知性派漫画家さんは昭和にしかいないですね。
    この作品は『なかよしデラックス』に掲載されましたが、私は本家の『なかよし』よりも大人っぽい作品が多くて好きでした。
  • エピタラム‐祝婚歌‐

    池田理代子

    豪華さはないけど読み応えはある
    2020年8月8日
    『ベルばら』や『オル窓』のように豪華ではなく昭和の生活感がある作品。
    『祝婚歌』というタイトルなので、主人公が長く暮らしていた男と結婚しそうでしないような紆余曲折を、主人公の出生の秘密と絡まってストーリーが展開する。最後の最後で、意外な人物ともしかしてゴールインか?と思わせるセリフがさらりと出てくる。
    街中の電柱に、「池田プロダクション、アシスタント募集 本気でござるよ」とさりげなく書かれているのが面白い。
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  • わたしが死んだ夜

    曽祢まさこ

    子どもの頃に読んだ懐かしい作品
    2020年6月30日
    当時は双子は珍しくて憧れたけど、それなりに苦労もあると考えさせられる。主人公たちのヘアスタイルも好きだった。
    もう一編『緋色のマドモアゼル』という作品も収録。裕福で美人な娘が、過去に様々な人の心を傷つけてきたことに気づいて反省…というストーリー。この頃の『なかよし』は教育的で良かった。悪行をすると後に不運がやってくるという、まるで絵本のような教訓があった。
    親だけでなく、私たちはこうやって会ったこともない作家さんや編集さんのような色々な大人に育ててもらってるんだなと思う。
  • ガラスの闇

    池田理代子

    安全な場所から他人を批判するのはたやすい
    2020年5月27日
    不倫という過ちを犯した女性たちと、それを寄ってたかって批判する大衆。
    池田先生は登場人物の一人に、「安全な場所から他人を批判するのはたやすいことだ」というセリフを言わせていますが、あのベルばらでもルイ16世に同じセリフを言わせており、よほど人々に伝えたいメッセージなんでしょうね…。
  • ハーレクインコミックス セット 2017年 vol.593

    メラニー・ミルバーン/光﨑圭/サンドラ・フィールド/曽祢まさこ

    無料立読みの仕方に問題アリ
    2020年5月2日
    曽祢先生の作品として無料立読みさせるなら、曽祢作品を載せないと意味がない。別な漫画家さんの作品を載せても興味が湧かないし。
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  • ふたりめの神話

    曽祢まさこ

    昭和の漫画家は知的だ
    2020年5月1日
    登場人物の名前からして舞台はドイツ辺りでしょうか。そして不良はアラブ系、と曽祢先生はヨーロッパの情勢をよくご存知でいらっしゃる。他の作品もそうだけど、ヨーロッパなりアメリカなり外国の文化を細かく反映しながら描いていて、外国のドラマか小説を元にしているのかと思わせる。ご自分だけの構想で作られているとしたらとても物知りか勉強家だと思う。
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  • 上野駅4時50分

    池田理代子

    25ページ程度で短いのが物足りない
    2020年3月28日
    昭和の上野駅で待ち合わせをする人たちは、様々な理由があって誰かを待っている。
    セリフを極端に少なくして、読者にも遠くから眺めているような臨場感を持たせる作品。イラストのタッチはベルばら初期の時代だろうか。
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  • 傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン 分冊版

    磯見仁月

    画がヘタ
    2019年8月22日
    ストーリーの進め方も軽い。同じローズ・ベルタンが登場する池田理代子と比べてしまう…。
  • シジフォスは憩う【新装版】

    池田理代子

    姉の不倫と弟のサスペンスが交錯する話
    2019年7月21日
    人間関係が複雑で、登場人物を整理しながら読み進めないと混乱します。
    池田先生自身も過去に不倫スキャンダルで世間を騒がせたことがあるだけに、不倫する男のずる賢さを訴えている作品だと思います。登場人物を通して、不倫男に対してバッサリ切り捨てるセリフをいくつか言わせており、心に響くメッセージだと思いました。
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  • 緋色の誘惑

    青池保子

    怖くないオカルト
    2019年4月1日
    珍しく青池保子が日本を舞台に描いている。「世田谷医大病院」という名前の病院が出てくるせいか、一部の登場人物たちの名前が東急田園都市線の駅名なのが面白い。
  • おにいさまへ…【新装版】

    池田理代子

    モヤモヤが残る
    ネタバレ
    2019年2月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 少女の頃に経験する、同性に対する憧れや心情がよく描かれています。
    でもどうして愛人の子なのに宮さまだけが本家に引き取られていったのか謎が残りました。
    これを読んだあと、アニメ版の宮さまがかなり精神を病んだ意地悪さでビックリです。
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  • 皇帝ナポレオン【新装版】

    池田理代子

    ナポレオンがよくわかる。
    2019年2月24日
    ベルばらに比べると戦闘シーンが多く、大人向けの内容。
    ストーリーでは触れられてないけど、現在のヨーロッパの王室は、ナポレオンの元妻ジョゼフィーヌと元婚約者デジレの子孫で繁栄してるのが興味深い。ストーリーを読むとどうしてそうなったのか納得する。
  • ベルサイユのばら【新装版】

    池田理代子

    名作です。
    2019年2月24日
    子どもの頃夢中になりました。大人になってツッコミたいところが出てきたのですが、黒い騎士が背後からオスカルの口を塞いだときは見事に反撃したけど、アンドレが覆いかぶさってきたときは抵抗できなかったのは、イヤよイヤよも好きのうち?
    余談ですが、ポリニャック家の子孫は現在モナコ公国の王室として栄えていますが、先祖が日本でこんな描き方されてるのを彼らはご存じなんでしょうかね。
  • エロイカより愛をこめて

    青池保子

    外国TVドラマ風
    2019年1月23日
    絵がとてもお上手なのと、ストーリー展開が外国TVドラマ風で、子どもの頃にはまってました。この漫画が生まれた70年代はあれでも良かったと思いますが、大人になって続きを読んでみると、男性ばかりの職場や移民の多いヨーロッパで主要登場人物が白人しか出てこないのはちょっと不自然。ドイツ人少佐のキャラも昭和の日本人男性そのもので違和感を覚えました。たぶん作者さんのお父様があんな感じだったのかと想像してしまいます。少佐が女性蔑視するようなシーンもあったり、私自身いまはヨーロッパ在住ですが、今のこちらであんなことを言ったりやったりしたら大問題になりそうですねぇ…。
  • クローディーヌ…!

    池田理代子

    特に珍しくない恋愛話なので星4つ
    ネタバレ
    2018年12月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 性同一障害のフランス人少女が恋愛し、悲劇的な結末を迎える話。
    池田作品は、女性なのに男装する主人公が非常に多く登場しますが、女性が自由でなかった時代を経験した池田先生自身の変身願望なのかもしれません。
    ヨーロッパの街並み、花や木々、ギリシャ神話風の衣装で描かれたイメージイラストなど絵がとてもきれいです。若い漫画家が描いたギャグ漫画を読んだ後は特にそう感じます。池田作品は悲劇でも絵が美しいせいか、日本が舞台よりもヨーロッパのお話のほうが惨めではなく見えます。
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  • 雨あがり(池田理代子)

    池田理代子

    社会問題を扱っている
    2018年8月26日
    「本人にはどうにもならない理由で嫌われてしまう」ことをテーマにして3つの作品が収録されています。主人公はどれも純粋で、昭和っぽい時代背景です。このサイトに作品の宣伝として「いじめられている人やいじめている人に贈る」と書いてあるけど、これを読んだからといって助けになるとは思えないな。3つ目のストーリーは最後まで重く暗いです。
  • オルフェウスの窓

    池田理代子

    大河ドラマか文学
    ネタバレ
    2018年4月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初めて読んだのは子どもの頃でした。ベルばらに比べると少し暗い印象があり途中で読むのをやめてしまったのですが、大人になってストーリーが気になり愛蔵版で読破。こんな複雑な話が創れるなんて、もう文学の領域です。
    一番好きなシーンは、長く離ればなれになっていた主要キャラクターの3人がラジオ放送を通じてシンクロする場面です。
    個人的にユスーポフ侯爵が一番好きですが、脇役のベッティーナも魅力的。お金持ちのお嬢様なのに、わがままだったモーリッツを愛し浮気まで許して支えてあげるとは、彼女は大いなる愛を持っていると思います。
  • 天の涯まで~ポーランド秘史

    池田理代子

    史実を変えないで欲しかった…
    2018年2月3日
    話を面白くするために主人公の生い立ちや愛人、庶子が正確に描かれておらず、話の展開が少し不自然に感じました。愛されるべき人に愛されないと、冷めた感じの影のある子どもに育つもので、あんなヤンチャにはならないはず。
    池田先生自身も過去に不倫スキャンダルで苦しんだせいか、他の作品にも愛人や庶子と嫡子の愛憎が頻繁に登場しますね。そのネタはもう昭和っぽい。
    でも池田作品はやはり全体的に上手なので何度も読み返してしまいます。
  • オルフェウスの窓外伝 コラージュ

    池田理代子

    ラストは大どんでん返しの展開にビックリ。
    2017年3月9日
    『オルフェウスの窓』の登場人物、エンマーリッヒ家のその後を描いた作品。本編ではフローラが義理の息子ラインハルトとの不義の子を身ごもり、彼がフローラの連れ子ウォルフガングに殺されるところで終わっていますが、このエピソードは不思議な縁に翻弄される不義の子とウォルフガング、それぞれの子供たちの恋愛ストーリーです。
    劇画の構成も、昭和の時代に活躍した方はやっぱり奥行きのある描き方をされますね。