色気ムンムン





2021年6月11日
ベリ子先生の作品の中では今作が1番好きかも。始まりは「え?急展開やな」と思ったものの、読み進めるうちにハマっていきました。我儘っぽいけど実は真面目で真っ直ぐな大海は、きっとお姉さんに守られ可愛がられてきたんだろうな〜って背景が行動などで分かります。上から目線の言動なのに、ちゃんと礼儀あって律儀だったり、ワンコのようで猫のようで、懐いてると思ったら牙向かれるみたいな(笑)それが可愛くて可愛くて。仕立て屋の哲也さんは色気半端ない。大人の余裕もあって、窓辺でタバコ吸う立ち姿がセクシーすぎた(笑)全て完璧に見えた哲也さんだからこそ、後半見せた「甘え」がキューンときます。恋人だからこそもっと自分に頼って欲しかった大海と、好きだからこそ何でも叶えてあげたいと思う哲也さんの、お互いを思う気持ちのズレを経てからのエチもよかったです。

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まろん さん
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