このレビューはネタバレを含みます▼
1巻201P、2巻169P。
『コミックパーティーワンダーラブ』のスピンオフ。
BL雑誌の編集部で働く副編集長・副成と副成が教育係を務める新人・柴咲のお話。
『コミックパーティー~』の雷蔵先生とTOS先生も登場しますが、『コミックパーティー~』読んでいなくてもこちらだけで楽しめる内容になっています。
(でもどちらも面白いので両方読んで欲しいです。)
BLを愛しすぎるが故!?突然ナレーション枠が見えるようになってしまった副成がナレーション枠によって柴咲の自分への気持ちを知ることとなり、動揺しながらも一途で一生懸命な年下ワンコにどんどん絆されていき…というお話。
いろんな機能を搭載している何でもありなナレーション枠、わっくんの存在感が面白すぎて笑えました(笑)
突如、想い出ムービーのように始まったエピソード0のお話も可愛くて素敵だったし、自然に男らしい振る舞いができる副成がかっこ良くて、柴咲が好きになっちゃうのも納得!
後半はここぞという時の男らしさに加えて大人の色気や可愛い照れも発揮しちゃって、そんな副成に普段は可愛い柴咲がグイグイいっちゃうのも良かったです。
ナレーション枠が話しかけてくるというなかなかない設定が新鮮で斬新でとっても楽しめたし、読後感もすごく良い作品でした。