春と夏となっちゃんと秋と冬と僕
」のレビュー

春と夏となっちゃんと秋と冬と僕

佐岸 左岸

名作すぎてふるえる

2021年6月18日
左岸先生の言葉の選び方。本当に秀逸です。抒情詩がかたちをもって可視化できたらこんな感じなのかなと。
本当に名作でした。短編なのに、しーちゃんとなっちゃんの気持ちが溢れ出るのが。周りの友人たちとの距離もすごく良かった。
美しい絵とギャップのある方言男子高校生。
なっちゃんがどこまでも男前で、2人がもうどうやったって離れたくないのがわかっていて。でも高校生だからこれからどうなるかは分からない危うさもあって。いろんな未来像が描けました。
読後、ため息しか出ず、でもこの気持ちを抑えられずレビューを書いてしまいました。
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