叛獄の王子
」のレビュー

叛獄の王子

C・S・パキャット/冬斗亜紀/倉花千夏

サラッとは読めない。

2021年6月19日
とにかく伏線が多い。「え?」となっても1ページ読めば回収できるものから、ずーっと読み通さないと分からないものまで、もうもう伏線だらけです。そして、古来の王の悪習(性奴隷とか)沢山でてきます。デイメンなんて…も〜。ローレントの頭脳と饒舌にもただただ圧倒された。よくそんなん言えるな。凄すぎる。そんな胸焼けもあったけど…己の肉を削ぎながらの戦いと、その中での二人のあり方がただただ凄かった。頭脳戦だけど、それだけじゃないの。こんな物語をよく生み出したと思う。面白かった。どこまでが思惑通りだったのか…?もう一回読んできます。外伝まで出た時に出会えて良かった。
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