ミカサの心理描写に物足りなさがありました





2021年6月22日
最終巻まで一気読みしました。アニメでは見ていましたがほとんど原作を忠実に再現していたんですね。最初は少年漫画、途中は政治漫画、ラストは恋愛漫画っていう印象です。結局はミカサが全てを救ったような気がします。ミカサがエレンを好きな気持ちが始祖を動かし変えた。最終的には愛の物語になるあたりも良かったと思います。
ただ、全部を通して一番読み応えのあるのはやはり時鳴らしのシーンですね。これに至る経緯があまりに長かったので、時鳴らしの残虐さや悲惨さ、何も罪のない一般市民や子供が犠牲になっていくんだということをあともう少し長くきっちり描写してもらえると、絶対止めなきゃ!って気持ちが盛り上がったと思います。でも作者の時鳴らしシーンに対する意気込みというか熱意というか、ここが描きたいんだっていう気持ちは伝わってきます。
そういう意味で一番読み応えがあるのは最終巻の一つ前の巻でした。
ラストはちょっとあっさりしているけど、ちょうどいいとも思います。それよりももう一つ物足りなかったのは、ミカサがエレンにキスをするに至る心理描写でしょうか。これは少年漫画だからこの辺が短くてもしょうがないのかなとも思いますが、このミカサの心理描写がもっと長く丁寧ならば、進撃の巨人を止めることができるのはやはりミカサしかいなく、物語全体を愛の物語として感じることができたと思います。気持ちの盛り上がりを描いて欲しかった。割とサラッとあっさりキスして後ろで始祖が見ている。一つのコマに情報を詰め込みすぎです。もうちょっと浸らせてほしい。
しかし全体的に名作であることは間違いなく、面白かったと思います。
ただ、全部を通して一番読み応えのあるのはやはり時鳴らしのシーンですね。これに至る経緯があまりに長かったので、時鳴らしの残虐さや悲惨さ、何も罪のない一般市民や子供が犠牲になっていくんだということをあともう少し長くきっちり描写してもらえると、絶対止めなきゃ!って気持ちが盛り上がったと思います。でも作者の時鳴らしシーンに対する意気込みというか熱意というか、ここが描きたいんだっていう気持ちは伝わってきます。
そういう意味で一番読み応えがあるのは最終巻の一つ前の巻でした。
ラストはちょっとあっさりしているけど、ちょうどいいとも思います。それよりももう一つ物足りなかったのは、ミカサがエレンにキスをするに至る心理描写でしょうか。これは少年漫画だからこの辺が短くてもしょうがないのかなとも思いますが、このミカサの心理描写がもっと長く丁寧ならば、進撃の巨人を止めることができるのはやはりミカサしかいなく、物語全体を愛の物語として感じることができたと思います。気持ちの盛り上がりを描いて欲しかった。割とサラッとあっさりキスして後ろで始祖が見ている。一つのコマに情報を詰め込みすぎです。もうちょっと浸らせてほしい。
しかし全体的に名作であることは間違いなく、面白かったと思います。

いいねしたユーザ2人