表題作＋短編２話収録合計174ページ

ネタバレ

2021年6月22日

このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんの綺麗な絵が好きで、セールで作者さん買いです。表題作全３話＋描き下ろしに加えて、短編が２つ収録されて合計174ページ。表題作は、受け希望でAVの世界に足を踏み入れたはずがタチ男優として人気になってしまったダイチのお話です。AV男優を目指すきっかけとなったタチ男優・コウヘイくんが監督を努める作品に出ることになって…という展開。監督に転向したコウヘイくんは、無精ヒゲも相まって一見するとモッサリしてるんですが、整えたらスッキリして格好良い！穏やかな感じでがっついてないのに、タチとして攻める時は相手の良いところをピンポイントで押さえてくるところとか、ギャップがとても良かったです。タチ男優だけど本当はネコのダイチもギャップが良かった。私は個人的にポジション固定派でタチの人にはずっとタチでいて欲しいタイプなので、そこまでは萌えなかったんですが、タチ⇒ネコのポジション替えが好きな人はよりハマるかと思います。ダイチもコウヘイくんもとても良い人だったんですが、コウヘイくんがダイチに落ちるのがかなり早くてアッサリめだったので少し物足りなかったかも。話数的に仕方ないのかもしれないですが、その辺りが少し気になりました。短編２つは短いながらも上手くまとまっていたと思います。両方ハピエンで読みやすいですが、幼馴染の方のお話は、今まで全く意識したことなかったのに帰省したら幼馴染が自分の好みに成長していて〜というのがちょっと即物的過ぎた気が。見た目以外にも何か落ちる要素があれば尚良かったかなと思いました。

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MW さん

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表題作＋短編２話収録 合計174ページ

表題作＋短編２話収録合計174ページ