幼馴染みというだけでは【コミックス版】
」のレビュー

幼馴染みというだけでは【コミックス版】

里美ゆえ

ピュアです。

ネタバレ
2021年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ よこしまな気持ちで読んではいけない(笑)空気感が漂っているかのような。純粋にお互いのことを想い合っている2人のお話でした (^^)
この先もずっと一緒にいるんだろうなと疑いもなく思えると言うか。
上巻の描き下ろしに2人の幼少期の遠足のストーリーがあるのですが、まだ小さいのにイツキのハルに対する思いやりに心打たれます。熱出して遠足に行けない自分の代わりに遠足に行って、お揃いのお土産買って来てって。可愛いか! イツキが行かないなら行かないと頑張ってたハルが、そのお手紙をもらった途端、散らかした荷物をリュックに詰めると言う。可愛いがすぎます。
この関係がずっとずっと続いて来たんだ…と思うと、両想いだと分かったときに背中を丸めて涙をこぼし続けたハルが愛しくてしょうがなかった。秘めた想いだったんだな…って。じんときました。
作中、常にお互いをいたわりあっているので、読後感が優しいです。愛が溢れてます(^^)
横やりを入れる当て馬的なキャラは出て来ず、自分の想いを口に出来ないが故のすれ違いや苦しさはありますが、終始柔らかい印象です。
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