青春の輝きと切なさと





2021年6月26日
工業高校のDK他、青年たちの恋愛5作品が入った短編集。表題作と板前さんはピュアな感じで、他3編は切ないストーリーでした。『言葉にできない』が何とも切なくて感傷的になりました。何だかこの時代の漫画って相通ずる切なさがある気がするんですよね…。自分が10代の頃とリンクするからかなぁ…。少し閉鎖的な空気が漂う感じというか。好きですねぇ。今の作風とはまた違いますが、やっぱり内田先生らしさは昔から変わらずなのだなと思える作品です。登場人物ひとりひとりから、先生の愛を感じます。

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