さよなら恋ヶ窪
」のレビュー

さよなら恋ヶ窪

波真田かもめ

すごい好き

2021年6月28日
作家さま買いです。
淡々としている様でなんとも言えない優しい空気感に読んでてほっとします。
日々これといった楽しみのない、やや枯れた生活を送るサラリーマンの拓人×アパートの謎の隣人、春海。
アパートの階段下になぜかある鉢植えのサボテンが生んだ縁。
漫画家志望でちょっと強引な春海に引っ張られ、一緒に家で夜ご飯とかを食べて過ごすうちに自然に距離が近づく2人。
春海と過ごすうちに徐々に生き生きとしてくる拓人。
両想いになるのもとても自然で強引な展開がないところが素晴らしい!
ちなみに「恋ヶ窪」は実際に東京都(郊外)にある実際の駅名です。
何度も読み直したくなる、素敵なお話でした。
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