プレイアフターコール
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プレイアフターコール

オオタコマメ

理性的な二人が新鮮で良かった

ネタバレ
2021年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めの倉科、受けの一色共にものすごく理性的でした。
Dom/Subユニバースだと受けが嫌がりながらも屈するパターンか誘い受けが多いのかな〜なんて思っていましたが、この作品は違いました。
Dom/Subユニバースに限らずBLにありがちな流されてムニャムニャ、みたいな、快楽に理性が負ける瞬間が限りなくゼロに近かった。
一色が好き故に嫉妬してしまった倉科は、自分が一色を傷つけてしまうかもと思いとどまることが出来ていましたし、一色も一色で倉科に迷惑をかけまいと具合が悪くなるまで無闇に頼らなかったり。
そんな2人の心は物語の最初ガチガチに縄で拘束されていて、互いが寄り添うことで少しずつそれが解けていったのかなって思いました。
身体的には縛り縛られる関係だけど、心は互いが互いを緩めあってるっていう対比?ギャップ?が最高でした。
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